3.HANDSIGN CONCERT①
2018/12/16
「HANDSIGN CONCERT in 帝京平成大学 沖永記念ホール」
私の出身地である豊島区で行われたこのコンサート、たまたま見つけたので足を運んでみた。
プログラムとしては
主賓挨拶:実行委員長 長谷川則之
来賓挨拶:全日ろう事務局長 久松三二
共催挨拶:豊島区長 高野之夫
手話ソング&ダンスパフォーマンス
髙木里華&TAKA'S party
休憩
HANDSIGNコンサート
であった。
ホールの入り口入ってすぐのところにこのような横断幕が貼ってあった。
恥ずかしながら地元である区でこのような条例が可決・制定されたことは知らなかった。
イベント冒頭挨拶でも幾度となんくこの条例について触れられていて内容などきになるところも多いので、議事録がupされ次第確認したい。
イベントの内容だが、挨拶でとりわけ気になったのは
・前述の条例
・手話サークル手響
・手話推進議員連盟
の3つである。
条例に関しては先ほど触れたので触れないが早いうちに議事録がupされることを願っている。
・手話サークル手響は豊島区の手話サークルであるようだがネットで調べても特にヒットするものがなかったので、今度豊島区の福祉課に尋ねてみようと思う。
・手話推進議員連盟は長谷川氏の挨拶の際にちょこっと触れられ耳に残っていたのでメモとして残しておく。
FLAT ROCKERSさんのパフォーマンスはその名の通りROCKを基調としたものであった。正直あまり印象に残っていないが、ろう者1人聴者2人のグループであるということであったので、誰がろう者かとそればかり気にしていた。結果予想していた通りの人であった。ろう者を含むパフォーマンスを見ると聞こえない中で周りの聴と寸分の狂いなく踊れる、その視野の広さ、リズム感の良さに毎度感服する。
今回このイベントに行った理由の大きな一つが髙木里華さんのパフォーマンスである。
D'LIVEに出演されていて、それをみた知人が強く推していたので是非見たかった。今回このイベントに出演されるというのをみて行く事を決意させてくれた。(恐らくHANDSIGNだけの出演だったら行ってない)
実際パフォーマンス見て驚いた、そして感動した。その表現力により空間に描く手話の美しさ、手話とは空間を使った言語であるという事を改めて、そして今までで1番強く感じた。1曲目の「未来へ」という曲が始まってから惹き込まれるまでに10秒も要さずあっという間に曲が終わるまで感動しっぱなしであった。
私はそこに表現されたもので感動することは滅多になく、裏にあるストーリーであったり、その意味を捉えて感銘を受けるタイプであるのだが、このパフォーマンスに関してはその対象からは外れ、表現そのものに感動していた。
公演後ロビーに髙木里華さんがいらっしゃったので挨拶をさせていただいた。
きいろぐみのご出身とは知っていたのでそのお話であったり、自分が手話勉強中である事を伝えると何か手伝って欲しい事がある時や助けてほしい時は連絡してきてもいいとの旨をおっしゃっていただき、このご縁を大切にしたいと思った。
今後公演があればまた見たいと強く感じた。
HANDSIGNについては長くなるかもしれないので次の記事で触れる。
イベント終了後、出口のところに耳の聞こえない戸田市議会議員の佐藤太信さんがいらっしゃった。そのような方が活動されている事は知っていたが、顔と名前は知らなかった。話しかけても良さそうだったので短い時間だったが話ができた。
内容は大したことではなかったが、貴重な機会であったのは間違いない。今後講演会などゆっくりお話を聞ける機会があれば行きたい、いや行く。(後日頂いた名刺の連絡先に連絡したところ講演会等そのような予定はないということだったので残念...)
地元でこのような取り組みが行われていることを知れて有意義であった。